2016年11月6日夕方、明治神宮外苑のイベント会場に作られた展示物が焼失し、子供が亡くなってしまうという残酷な事故が起きました。
この展示物は埼玉県にある「日本工業大学」の学生グループが制作したものです。
原因は一体何だったのか、リサーチしました。
アートイベント「東京デザインウィーク」でオブジェを展示
東京都新宿区の明治神宮外苑で開催されたデザイン・アート体験の体験イベント「TOKYO DESIGN WEEK 2016」。
そこへ、日本工業大学工学部建築学科の学生による「新建築デザイン研究会」という部活動が出展。
作品はジャングルジムのような形の木製の展示物です。
大きさは、高さ3m/幅5m/奥行き2mほどで、中に入って遊べるようになっていたという。
オブジェに使用されたライトについて嘘の証言をした疑惑
今回作られたジャングルジムに使われたライトで、男子学生は事情聴取に対して証言した内容がこちら。
白熱電球は使っておらず、LED電球1個を使っていた。
しかし、製作段階と思われる写真が見つかり、「タコ足配線」や、
「強力リフレクター投光器」に似た機器が写っています。
(参考↓)
この投光器は100度を超えるほど熱くなる機器です。
これらを踏まえると、前述の木くずに引火する事は容易に考えられます・・・。
実際に設置されていたかは現時点で明らかになっておりませんが、男子学生は嘘の証言をしている可能性が高いと言わざるを得ません。
日本工業大学及びアートイベント主催者から出されたコメント
日本工業大学の成田健一学長は今回の事件に対し、以下のように謝罪。
本学の学生が制作・出展したアート作品で、このような事故が起きましたこと、大学として深くおわび申し上げます。
大変申し訳ありませんでした。
イベント主催者側は以下のようなコメントを出しています。
5歳のお子さまが亡くなり、ざんきに堪えない。
主催者として重く受け止めている。
31年(イベントを)やっているが、事故は一度もなかった。
本当に悔しくて仕方ありません。
しかし、この事件発生後もイベント自体は続行されていたという。
アートって人の命よりも大事なことなんでしょうか・・・。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。
遊具って簡単に言うけどどれだけ精査、検査して世に出してると思ってんの。よくこんなイベントが何年も続けられたなぁ
自己顕示欲の塊な奴等のする事は本当に恐ろしいな。
建築科の学生が、白熱灯とおがくずがどれだけ危険かわからなかったのかね。
最低でも可燃物を使うブースは消化器、防火バケツ程度は用意させるべきだ。
こんな奴らが将来建築家や公園の遊具のデザイナーになるとか怖すぎるわ。
やはり今回の事件は起きるべくして起きたと言えます。
お悔やみ申し上げます。
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