【秋山暢大】群馬県警の女児誘拐事件は「巡回連絡カード」を悪用か

群馬県警渋川署の元巡査・秋山暢大の画像 警察
出典:毎日新聞社広告局/毎日新聞全国版/2015年2月20日

ここ最近よく耳にしますね。警察官の不祥事。

今回起きた事件は、小学4年の女児を誘拐しようとした群馬県警)渋川署)巡査の秋山暢大容疑者(24歳)。

群馬県警渋川署の元巡査・秋山暢大の画像

出典:毎日新聞社広告局/毎日新聞全国版/2015年2月20日

未成年者誘拐未遂容疑で逮捕された事件で、新たな情報が出ました。

10歳女児と関わるきっかけ

初めて女児に会ったのは昨年12月で、女児宅を「巡回連絡」した時だそうです。

家族の名前も把握していたとの事で、秋山容疑者が「巡回連絡」による職務で知った個人情報を悪用して、誘拐を計画した疑惑がかけられています。

巡回連絡以外でも、女児の自宅周辺をパトロールしながら5回ほど会っていたとの供述をしたそうです。

そして、2015年1月に小学4年の女の子の自宅付近にて、

君のパパが交通事故に遭って、病院に搬送された。すぐに来てくれないか?

と声をかけて誘拐しようとした事で逮捕されました。

秋山容疑者は調べに対して、

間違いありません。かわいかったので仲良くなりたかった。

と供述しているのでほぼ確定ですね。

個人情報悪用、女児誘拐容疑・・・こんな人間でも警察官になれる組織って一体何でしょうね・・・。

警察による「巡回連絡」とは

そもそも私は「巡回連絡」というものを初めて聞きましたので調べてみました。

流れとしては警察官が自宅までやってきて「巡回連絡カード」という紙の記入を求められるそうです。

内容は名前・住所・家族構成・勤務先の電話番号など、直接的に影響があるものばかりです。

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「巡回連絡カード」は任意や義務で拒否可能

ここで気になるのは、警察官に求められたら書かなければならないのか?という点です。

そもそも「巡回連絡カード」自体に法律や条例は存在せず、何の拘束力も強制力もないそうです。

警察が「災害時のため」等で把握すべきと言っているだけで、警察に教えなければならない義務はない。

つまり、単純に記入を拒否すれば良いということです。

大事には至らなかったが

こういうニュース見ていると世も末だな・・・としみじみ感じます。

今回はたまたま、被害者の女の子が不審に感じ、誘いを拒否したため誘拐されることはありませんでした。

相手が警察官だったので、女の子が信じてついて行かず本当に良かったです。

一生重い経験を背負ってしまう事になっていたかもしれません。

数日前にも警察官が15歳の少女をホテルで売春させたというようなニュースも出ていました。

性犯罪を未然に防ぐ側の人間が少女達をこのような危険にさらすなんてあってはならないことでしょう。

警察官も人間だから・・・なんて言えるわけない。国民の税金で飯食ってるんですから。

こういう不祥事は当然の事ながら、まともな社会復帰は出来ないぐらいの処罰を科すべきだと思います。

今回の事件で「巡回連絡カード」には悪用される危険性を含んでいるという事が露呈しました。

自分に娘がいたとして、同じような危険にさらされる可能性があるとしたら絶対記入なんてしませんよ。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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