緊急事態宣言が出されている最中、銀座の高級クラブで深夜まで飲食していた政治家がいたという報道がされ、問題になっています。
今回、明るみに出たのは公明党・遠山清彦と自民党・松本純の2人です。
一体何があったのか、リサーチしました。
銀座クラブ通い発覚の議員:遠山清彦
1人目は公明党の遠山清彦・前財務副大臣
2021年1月22日の深夜、東京・銀座の高級クラブに訪れていたことが報道されました。
報道後、遠山氏は国会内で記者団に以下のように謝罪。
不要不急の外出を控えるよう呼び掛ける中、それを守らずに外出したことを猛省している。
石井啓一幹事長からは不適切な行動だったとして厳重注意を受けたことを明らかにしました。
当日の行動としては、1件目のレストランの後、2件目に知人が用意した高級クラブへ向かい、11時を超えるまで知人1名と夕食をともにしたという。
今回の不適切な行動については、以下のような言い訳をしています。
自分が次に行く場所は、知らなかった。知人の話を聞いてあげたいという思いが強くあった。
本来であれば、時間が時間なので、切り上げて帰るべきだったと今、反省している。
国民に対して不要不急の要請がされている中、控え目に言ってドアホもいい所ですね。
高級クラブは経費とかで国民の税金として落とされるのでしょうか?
銀座クラブ通い発覚の議員:松本純
2人目は自民党の松本純・国会対策委員長代理
2021年1月8日の夜、同じく東京・銀座の高級クラブに訪れていたことが報道されました。
報道後、松本氏は国会内で記者団に以下のように謝罪。
国民に我慢を強いている環境の中、私の行動自体が少し軽かったと反省している。
当日の行動としては、1件目のレストランの後、2件目に馴染みの高級クラブへ向かい、さらに3件目で別の高級クラブへ訪れていたという。
午後11時30分ごろにタクシーへ乗り込んで去っていったことが報道されています。
今回の不適切な行動については、以下のような言い訳をしています。
昼間、動きが取れないということから、夜の時間に動いてしまった。
電話だとかメールだとかいろいろ方法はあるのかもしれないが、会わないと話ができない内容もある。
・・・政治家達は定期的に高級クラブへ行かないと死んじゃう病気にでもかかってるのか?
問題について菅首相は陳謝
2021年1月27日、第3次補正予算案の審議の場で高級クラブへ訪問していた議員がいたことについて野党側から追及が。
それに対し菅首相は以下のように陳謝しています。
国民の皆さんに(自粛を)お願いする中で発生したことは申し訳ない。
理解を得られる行動をすべきで、しっかりとこれから対応をさせて頂きたい。
特別措置法の改正案では、要請に従わない人には罰則を科すとされています。
今回の問題を起こした2名の議員も、同じように罰せられなければ到底納得いかないですね。
公に出ていないだけで、このような問題は氷山の一角でしょうが、発覚したなら議員バッチ外させるくらいの厳罰を下して欲しいものです。
国民の税金を使って仕事をして、国民に対して自粛をお願いする立場ですからね。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。

これで国民に会食の自粛を要請するとはどのツラを下げて言えるのだろうか?彼らは内心は国民の健康など気遣ってはいないのだと感じる。
緊急事態宣言下、飲食店の時短営業を要請しているにも関わらず23時まで飲食ですか?これでは国民の意識はますます解離するでしょうね。
当然のことながら国民に胸を張れる行為ではなかろう。まあ、親分があの麻生さんだから、「何が悪い」と開き直るのかな。丁寧な説明をして頂きたい。
魚は頭から腐る。政治家はボスから腐る。菅や麻生の行動を見てれば下っ端は当然そうなるだろう。とにかく長期政権の弊害がひどすぎる。
多分、すべて歳費ですね。自分の金なら出かけない、ささやかな食事。意地汚さが出ていますね。こんなもんでしょう。だから会食がやめられないのです。
残念ながら、日本の政府は根本的にこのような問題に対して対策などが取られることがありません。
国を変えようと奮起する政治家は片っ端から叩かれます。
“美味しい思いが出来るんだから、余計なことすんじゃねぇ!”
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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