韓国人アーティストらによる大型音楽フェスティバル「WATERBOMB」。
2023年夏に日本で初の開催となったが、イベント会場でウォーターキャノンによるスタッフの死亡事故が発生したという。
一体何があったのか、リサーチしました。
事故現場や発生までの経緯
事故が発生した現場は大阪市此花区にある「舞洲スポーツアイランド」空の広場・特設会場。

出典:(C)MBSニュース
オープン前日となる2023年7月14日、会場ではリハーサルが行われ、「ウォーターキャノン」という3種類のスイッチを押すと時速120キロで水が噴射される装置40台の確認を行っていた。
その際、一部から水が高速で発射され、男性スタッフの顔面に直撃。脳挫滅により亡くなられたという。
イベント関係者の男女3人を業務上過失致死の疑いで書類送検
2025年2月19日、事故発生について大阪府警此花署は業務上過失致死容疑で、特殊演出を担当していたイベント運営会社代表理事の男性(50)や、装置を操作していた同社の男性会社員(32)ら韓国籍の男女3人を書類送検した。
警察側は「重大事故を未然に防止すべき注意義務を怠った疑いがある」としているが、取り調べに対し男性2人は「私の責任を超えている」、「ミスを犯したとは認められません」と否認。女性1人は「退避を指示すべきだったができていなかった」と認めている。
また、会社代表理事は「社外の関係者が(装置の周囲にある仕切りの中に)入ったらその会社の責任」と運営側に責任は無いと主張しているという。
事故に巻き込まれた男性スタッフは自営業とのことで、どのような契約による業務遂行であったか等は公表されていない。
今回の事故を受け、当該会場での開催は中止となったが、約1週間後に予定されていた東京・名古屋公演は通常通り開催されていた。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。

当時はまだ情報が錯綜し、覗き込んだ男性が悪いみたいに言われていましたが、調整中の誤作動で起きた事故でした。そしてこの機械はこのイベントのために韓国から持ち込まれたものでした。杜撰な管理体制や、全員に注意喚起を徹底させていなかったことで現場責任者が批難されていましたね。
責任者の男性は「スタンバイ後にはバリケード内に入らないようするなど安全管理を徹底している」などとまだ容疑を否認しているということですが、スタンバイからの退避後などではなく、調整中に起きた誤作動の事故なのですから、業務上過失致死罪以外の何でもないです。
公演会場の安全対策が、技術に追いついてないなあと最近感じる。やりすぎってやつ。興行業界は安全より派手さを取りすぎじゃないか。
誤作動で死ぬかもしれない装置だと告知していたら誰も迂闊に近づかなかったはずです。そこまでの告知が出来ておらず被害者の方が危険を認知していなかったから近づいて調整しようとしたわけでしょうし、罪は十分あるはずです。
一昨年にこんな大事故が起こっていたのに、昨年も同じイベントをしていたなんて恐ろしいです。SEVENTEENのライブでは火薬がメンバーの顔を直撃したり、日本公演でも花火が客席に向けて横向きに飛ぶなどありました。火柱が立つとコールタールが舞台に飛んで、踊る時に滑って危ないと話したアイドルもいます。K-POPのライブは技術が拙い割に派手さばかりエスカレートしているように感じます。
事故発生した後も平然と開催を続けている運営について、今後何かしらの措置を命じられる可能性もある。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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