「Caféレストランガスト」、「ステーキガスト」、「クイックレストラン Sガスト」など、多彩なファミリーレストランを展開する人気店「ガスト」。
そのガストで、関係者から衛生問題に関わる衝撃的な問題がリークされたという。
一体何があったのか、リサーチしました。
ガスト小倉城野店でごみ箱の上に冷凍ハンバーグ
大きな問題となっているのは、福岡県北九州市に店舗を構えるCaféレストランガスト小倉城野店。
関係者からリークされたのは、衝撃的な写真でした。
この写真について、関係者は以下のように語っています。
小倉城野店のバックヤードには大きなごみ箱があって、そのごみ箱の上に、なんと調理前の冷凍ハンバーグが置かれていました。
3つのケースとも中はハンバーグです。廃棄のために置いたのではありません。ここで解凍されていたんです。
ごみ箱には「可燃物」と書かれていますが、要するに中身は「生ごみ」ですよ。
だから、これからお客さんに出すハンバーグを、生ごみの上で解凍していたことになります。
初めて見たときは、とても驚きました。でも、これが一度や二度ではありません。
何度もこういった光景を目にし、明かすことにしたんです。
初めて目撃したのは2020年10月頃で、その後何度もこの光景を目撃していたという。
たまたま置かれていただけでも相当な問題ではあるが、このような事が常態化していたようだ。
周囲の様子も、明らかに食品を置いておくような環境ではありません。
この後、ハンバーグを食べられた方がいると思うと、ゾワッとしますね・・・。
ガスト唐津店では地面に冷凍ピザを直置き
問題は小倉城野店だけではなく、佐賀県唐津市のCaféレストランガスト唐津店でも目撃されていました。
こちらについても、衝撃的な写真がリークされています。
この写真について、関係者は以下のように語っています。
ケースの中は冷凍ピザです。
それがコンクリート打ちっぱなしの地面に、直に置かれた状態で解凍されています。
こうした行為が常態化してしまっているんですよ。
ゴミ箱の上ではないが、土足で歩くような場所も食品を置いておくような場所ではありません。
運営会社「すかいらーくホールディングス」による謝罪
両店舗について、今後どのような対応が行われるのか。
北九州市保健所・東部生活衛生課の見解では、以下のように示している。
食品衛生法では「清潔で衛生的に調理、販売をおこなわなければならない」というのが大前提です。
ごみ箱の上で解凍していたのであれば、不衛生なところでの調理となりますので、立入り検査をして、指導する可能性もあります。
そして今回の問題について、「ガスト」をはじめ「バーミヤン」、「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営する「すかいらーくホールディングス」側が謝罪しました。
このような事態は当社の店舗運営基準に合致しておりません。
お客様にも申し訳なく、お詫び申し上げます。
事実関係を確認し、必要な対応を検討してまいります。
両店舗には近いうちに何かしらの処分が下される可能性が高いですね。
ネット上では以下のような意見が挙がっています。
ガスト従業員です。私が働くお店では絶対こんなことしない。常温放置解凍なんてやらないし、衛生管理は店長もとても厳しく指導してくださいます。一部の店舗のせいで、全てのガストがこれが当たり前みたいに思われるのはとても嫌です。
ガストではないが、私がバイトしていたお店では、ロイホのような高級店でもなかったが、こんなことしなかったよ。解凍は1日2回の仕込みで冷蔵庫で行っていた。
蟹の時期に蝿が飛び交う調理場で自然解凍なんてのは普通やし、平気で客に出す。客もロシア産の冷凍焼けした蟹を「やっぱり新鮮!」なんて喜んで食べてる。裏側を知ると、結構怖いよ。
確かにこれに近いことはやっている所は多いが絶対表に出たらいけない写真だし普通はでてこない。2店舗同時にリークされているのも不思議ですしよほど従業員満足度が低いのかな。そちらに目がいってしまう。
働く人のモラルが低いのも問題。作業手順が決められていても、それを守らなければこういう事はいつまでもゼロにはならない。先日どこかの飲食店でスタッフが不衛生に飲食する動画が投稿され問題になったけれども働くスタッフの質で左右されると思う。
飲食店に関わる仕事をなされている方々から、「業界のイメージが悪くなる」という批判も多くありました。
日々厳重な管理をしている店舗でも、他の店舗による悪質な行動によって、全体のイメージが悪くなってしまう。
見えない場所だから良いという考えで続けていたら、それが当たり前になって近い将来、食中毒など大問題になっていたことでしょう。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント