【フジテレビ】火渡りで大火傷の死亡事故、隠蔽に港浩一前社長が関与

フジテレビ本社ビルの画像 テレビ局
出典:(C)TOKYO RINKAI HOLDINGS, INC.

元タレントとなった中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の問題に揺れているフジテレビ。

第三者委員会による調査がスタートしており、元関係者らから上納文化や常軌を逸した行動がリークされ更なる炎上をしています。

そんな中、番組の企画で男性が火傷による多臓器不全で亡くなり、その事故を隠蔽していた事が発覚しました。

一体何があったのか、リサーチしました。

問題となった番組は深夜に放送された「退屈貴族」

2003年10月~2004年3月頃まで深夜に放送されていた「退屈貴族 un noble ennuyeux」という番組。

鉄仮面が進行役となって、退屈貴族に衝撃映像やお笑い映像を1作品ずつ見せて行く。

退屈貴族は「世の中のありとあらゆるものに飽きてしまった」という設定上、どんな映像に対しても無表情を貫かなければならない。

もし、驚いたり笑ったりしたら退屈貴族には罰が執行されるという内容で進行されるものであった。

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番組ロケで重篤な火傷を負うも、スタッフらが放置

2004年1月19日深夜に放送された回で、74歳の男性が多摩川の河川敷で、灯油をまいて火をつけた段ボールの上を歩くという映像が放送されていた。

このロケは2003年12月4日夕方に行われていた。

フジテレビのスタッフらが見守るなか、男性は10歩ほどで激痛に我慢できず、燃え盛る段ボールから離れたが、大火傷を負ってしまった。

状況的にかなり大事であると見られるが、スタッフは病院に連れていくことなく、タクシーに乗せて自宅に送っていっただけだった。

その後、男性の容体は悪化。

隣に住む兄が発見して、救急車で病院に搬送した。

足裏から太ももにかけて重篤な火傷を負っており、12月20日には呼吸が一時停止、多臓器不全に陥ってしまった。

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死亡事故に発展するも、港浩一らは公表せず隠蔽

フジテレビ側は男性が深刻な状況に陥っていることに気づかぬまま番組を放送。

放送の翌日、視聴者から“老人の火渡りはやり過ぎだ”という声が多数寄せられたことで、ロケの存在に気が付いた。

その後、当時制作2部長だった港氏と「退屈貴族」の社員プロデューサーらが謝罪のため、男性の兄夫婦を訪問。

港氏らは訪問が遅れたこと、収録後の措置に落ち度があったことなどを謝罪したという。

この問題について、社内調査で番組担当者へのヒアリングを行ったのは、彼らが所属している編成制作局の幹部。

事実認定を、本人と管理責任を負う立場の者だけで済ませており、世間に事故を公表しなかった。

港氏ら管理責任者、制作担当者の懲戒処分は一切されず、それどころか港氏は半年後、バラエティ制作センター室長というポストに出世していた。

その後、男性は大火傷による腎機能の低下で手術を繰り返したが、2007年に腎不全で亡くなってしまった。

自宅に帰ることは叶わなかった。

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ネット上では以下のような意見が挙がっています。

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本当の火渡りは焼けた檀木を両側に避けて真ん中に道を作り焼け残りの灰の上を歩きます。横から見ると炎の中を渡っている様に見えますが大火傷することはありません。何も知らない制作会社が面白半分で企画するのは危険過ぎます。

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本当はダンボールに火をつけて、その上を老人が歩くという内容ですが、番組側が盛り上がるようにと灯油を用意して撒いて火をつけたそうです。真相は分かりませんが、YouTube等で当時放送された映像を見てみると、明らかに灯油をまいた燃え方をしていますし、映像の一部に灯油が入ってたと思われるポリタンクも映っています。

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これは死人が出てるんだから中居の案件より事態は重いでしょ、これを隠蔽してるとは、それにスタッフも病院に連れていかないなんて酷すぎる、ズボンだってこれだけの火傷を負えばズタズタのはずで見れば誰でも大火傷ってわかるはず、それを放置するなんてありえない、フジテレビの隠蔽体質は個人だけにとどまらず組織全体がもう腐敗している。

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遺族が被害届を出さなかったのでしょうか。なぜ、すぐ病院に直行しなかったのか。文面からは一人暮らしに見える。何か本人に圧力があったのでしょうか。これは犯罪です。昭和から平成、建設現場の事故もできる限り救急車は呼ばない、車で病院へ連れて行くと聞きました。救急車をよぶと、警察案件となり、工事に遅れが生じるからだと。

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何故スタッフは病院ではなく自宅に送ったんだろう。もし仮にこれが有名タレントだったら間違いなく病院につれていっただろうし、こういう記事を目にするとやはりフジテレビの体質として当時から今に至るまで何も変わっていないのがよく分かる。

フジテレビの隠蔽体質は昔から出来上がっていたものと見られる。

おそらくまだ氷山の一角だろう。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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